ヘルメット治療とリバウンド:効果的な予防方法
[2024.01.08]
ヘルメット治療後のリバウンドは可能性があります
ヘルメット治療が終了した後に、せっかく綺麗になった赤ちゃんの頭の形がリバウンドを起こしてまた悪くなってしまうのではないかとご両親が心配されてご相談されることがあります。
確かに6カ月もの長きに渡ってヘルメットを装着したのに、その努力が水の泡になってしまう可能性があるのはご両親からすると治療終了後の一番懸念すべき問題点だと思います。
リバウンドを予防するにはコツがあります
月齢2-3ヶ月後早い時期に治療を始めた赤ちゃんほど頭の形は綺麗になりますが、その反面として6ケ月後の月齢8-9ヵ月ではまだ頭の骨が柔らかいので、早い時期に治療が終わってしまうのでリバウンドを起こしてしまう可能性がより高くなると考えます。
しかし、当院では今までにヘルメット治療を終了した赤ちゃんでリバウンドを起こして再度ヘルメット治療が必要になった事は一度もありません。
それは治療終了後もリバウンドを起こさないように独自のヘルメットの特別な装着方法を指示しているからだと考えています。
この特別な装着方法は全ての赤ちゃんに必要なものではありませんので、必要があった場合にご説明しています。
また、ご希望があれば6ケ月間のヘルメット治療を延長することもでき、別途追加費用が必要ですがこれもリバウンドを防ぐ確実な方法です。
こうした独自のノウハウはブログでも書ききれないくらいにいくらでもありますが、豊富な治療経験と科学的な分析に基づくもので一長一短で身につくものではありません。