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よくある質問

ヘルメット治療開始前の質問

頭の形は矯正しないと駄目でしょうか?

頭の形は頭蓋骨縫合早期癒合症といった病気でなければ必ず矯正治療をしないといけないという事はありません。

頭の形の凸凹は治せるのでしょうか?

人間の頭は球体ではなく、解剖学的に突出したり陥没しているところがあります。ヘルメットでこうした頭の凹凸を治すことはできません。

赤ちゃんの頭の形はいつまでに治りますか?

ヘルメット治療の治療の適正な時期は生後2-6か月と考えています。クルムは非常に軽量なので赤ちゃんの首がすわる前の生後2ヶ月から治療可能です。我々が公表しているデータからも生後6ケ月以降から治療を始めるのは治療果が徐々に低くなることが明らかになっております。ただ赤ちゃんの成長には個体差が大きいために生後6か月以降の赤ちゃんのヘルメット矯正にも十分効果はあると考えております。頭の形を矯正する可能性を閉ざさないためにも生後1歳未満の赤ちゃんまで当院では治療を行っています。赤ちゃんの頭の形は1歳までに決まると考えております。

赤ちゃんの斜頭症は自然に治りますか?

当院にいらっしゃる赤ちゃんのご両親は頭の形を丸くするために様々な方法をすでに行っていることがほとんどです。中にはこうした処置により斜頭症が改善することのあるとは思いますが、当院受診される赤ちゃんはこうした対策を行っても斜頭症が治らなかった赤ちゃんがほとんどです。ヘルメット治療をせずに自然に斜頭症が改善し頭の形を丸くできる可能性はあるとは思いますが、その可能性は決して高くはないと考えています。

ヘルメット治療は脳の発達などに影響しますか?

ヘルメット治療が脳や成長、発育にどう影響しているかはまだ科学的に解明されておりません。当院ではヘルメット治療はあくまで頭の形だけの問題であると現時点では考えております。

ヘルメット治療のデメリットは何ですか?

ヘルメット治療を行うなかで皮膚のトラブルは多かれ少なかれ起きることはありますが、アイメットからクルムに使用するヘルメットを変えてから皮膚のトラブルは圧倒的に少なくなりました。これはクルムの方が通気性が高かったり、ヘルメットやスポンジを洗えることが影響していることが原因と考えられます。ヘルメット治療の汗への対策としては夏の暑い時期はこまめに外して汗で群れないようにしたり、軟膏やクリームで対応しています。今までに皮膚のトラブルでヘルメット治療を中断した赤ちゃんはいません。

ヘルメット治療の適齢期は?

一般的には月齢2-6ヵ月が適齢期と考えられています。我々の治療成績を基にした科学的データの解析からも示されています。

ヘルメット治療以外で赤ちゃんの頭の形を丸くする方法はありますか?

赤ちゃんが寝ているときに向き癖と反対側に向くように、睡眠時に赤ちゃんの頭の向きを適宜調整したり、ドーナツ枕や整体によるベビー整体、頭の形を丸くするマッサージ等があります。

斜頭症になりやすい赤ちゃんはいますか?

吸引分娩や鉗子分娩などで出産時に強い力が赤ちゃんの頭に加わったり、睡眠時の向き癖の強かったりすると斜頭症になりやすいと考えています。

ヘルメット治療での後遺症や危険性(リスク)はありますか?

現在のところヘルメット治療での頭囲の成長や発育などに大きな障害や後遺症を経験したことはありません。これはアイメットやクルムが赤ちゃんの頭に圧をかけて変形させる矯正の仕方ではなく、スポンジを調整して空間をつくることによってそのスペースに成長を促す矯正の仕組みだからだと考えています。

100%形は良くなるのでしょうか?

手術とおなじで100%矯正できることは保証できません。ただ、ほとんどの赤ちゃんの頭の形を今まで矯正することができ、ご両親の満足度は90%を越えます。

治療内容についての質問

計測後すぐに装着実施しなくてはいけませんか?実施を考える時間はありますか?

計測後、すぐに治療を決める方も入れば、一度持ち帰って考える方もいらっしゃいます。柔軟に対応いたします。

レントゲン撮影で何の検査をしているのですか?

レントゲンでは頭蓋骨の病気(頭蓋骨縫合早期癒合症)がないことを確認します。今までの経験上ある一定の確率でこの病気の赤ちゃんがいらっしゃいます。レントゲンでないと頭の縫合線を見ることはできませんので、この検査はヘルメット治療前には必須と考えています。当院ではレントゲンによる放射線被ばく量をなるべく少なくするように行っています。

首がすわって無くても大丈夫ですか?

クルムであれば首が据わる前の月例2ヶ月から治療を開始できます。

治療期間はどれくらいですか?

治療期間は6か月間で、この治療期間で治療は十分と考えています。我々の治療成績を基にした科学的データの解析からも示されています。

スポンジの貼りかえは何回しますか?

スポンジの張替えは月に1回の診察のたびに張り替えて調整していますので、計6回張り替えることになります。

ヘルメット治療は何回通えばよいですか?

初診で頭の骨の病気がないことを確認してから、3D計測を予約して頭の形を立体的に評価します。ヘルメット治療を行う場合は6か月間の治療で1か月に1回定期的に受診し、ヘルメットのスポンジの調整を行います。

治療中の計測は何回ありますか?

半年間の間に2回の定期的な3Dスキャニングによる計測を行います。ご希望があれば追加の計測も行います。

ヘルメット治療を途中で止めるとどうなりますか?

ヘルメット治療を途中でやめると斜頭症の改善が途中で終わってしまいます。

きょうだいで使いまわしできますか?

ヘルメットは赤ちゃん一人一人のオーダーメイドのために他人に使い回しをすることはできません。

治療中についての質問

ヘルメット装着のデメリットはありますか?

前述の通り皮膚のトラブルが起きる可能性がありますが、軟膏にて対応します。ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットはスポンジを調整して矯正するので、頭蓋骨の圧を加えたりすることはありません。

皮膚のトラブルがありそうなのですが大丈夫ですか?

皮膚のトラブルは全くないわけではありませんが、以前のアイメットからクルムに変更して減りました。現在まで、医療法人慶真会では皮膚のトラブルでヘルメット治療を中断したことは一度も有りません。

1日の装着時間を教えてください。

お風呂以外の23時間を目標としてくださいと説明しています。

赤ちゃんが自分でヘルメット外してしまう時は、どうしたらいいですか?

月齢が上がると赤ちゃんがヘルメット治療を嫌がって自分で外すことがあり、ヘルメット装着が困難になることがあります。特に後半3か月では赤ちゃんが自分でヘルメットを外すのがうまくなるために装着時間が短くなることもありますが、赤ちゃんが成長している証とお考え下さい。これは赤ちゃんの成長の過程において仕方のないことと考えています。

ヘルメット治療中の向き癖はどうすればいいですか?

ヘルメット治療を行うと赤ちゃんの向き癖を気にしなくて大丈夫になります。うつ伏せ寝も可能ですが、SIDS (乳児突然死症候群)のリスクを高めますのでおすすめはしません。

ヘルメットは洗えますか?

新型頭蓋骨ヘルメット「クルムフィット」は本体もスポンジも洗うことができます。

 

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